進行度で3.8倍も違う治療費

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退院してからが本当の勝負

なかなかキャッチーな見出しでした。
見事につられましたw

胃がんのステージIとステージIIIで標準治療を受けた場合の治療費の違い(中略)高額療養費も考慮した。その結果、ステージIの場合は約9万円、ステージIIIの場合は34万円と、約3.8倍の違いがあった。

AERAdot. 2021/02/04/ 08:02

私のケースは大腸がんで、
①ポリペクトミー(直腸)
②腹腔鏡下手術(直腸)

右と左の両肺に転移したことで
③ラジオ波焼灼術(右の肺)
④胸腔鏡下手術(左の肺)

4回手術をしましたので、
たしかにお金がかかりました。

退院したらおわりではなく、
実はその逆。

退院後にも出費が続きます。

退院して、
手術後に分かる本当の結果を
主治医から聞くところから
出費が始まります。

再発予防を目的に抗がん剤治療を
6カ月間×2セット

経過観察期間中の定期検査
・3カ月おきに腫瘍マーカー
・6カ月おきにCT検査
・術後1年後、3年後の大腸カメラ

というメニューで、当然、
それぞれにお金がかかっています。

通院するための交通費や
費やす時間もそう。

ということで、

がんという病は、手術して終わりじゃなく、
退院してからが本当の勝負

ということをお伝えしたいです。

保険をおススメします

これは腹腔鏡下手術の領収証

image

これはラジオ波焼灼術の領収証

まだこのほかにも、
左肺の胸腔鏡下手術の分、
皮膚の悪性腫瘍切除の分もある。

一体いくら払ったのだろう。

日本の皆保険制度に、
とてもお世話になってます。

ありがとう。

そして、保険が使える標準治療で
済ませられている俺の身体

ありがとう。

確定申告の時期を迎えました。

今日、令和2年の医療費を集計したら
私ひとり人分で、総額84万円

年に84万円の医療費が
私のお財布から旅立ちました

当然、ほぼ、がん関係の医療費です。

医療費控除の確定申告を
e-taxで済ませました。

幾らか還付されて、
とてもありがたいですが、

そもそも絶対的に高額ですし、
一時的にでも痛い出費には変わりません。

前回のブログで採りあげた
特殊な治療には保険証を使えますが、
保険証を使えない治療も存在します。

一回の治療で100万を
ゆうに超えることもザラ

出費をすこしでも補えるよう、
生命保険にはがん特約を、
ぜひつけておくことをおススメします。

かけ捨てタイプのお安いがん保険でも
良いと思います。

欲をいえば、

私のケースのような、
入院の必要のない抗がん剤治療や、
高度先進医療もカバーする保険商品
が良いと思います。

私の思い

がん治療に触れるときは、
リアルを包み隠さず伝えます。

明るい話も深刻な話も全て。

それが首の皮1ミリ残して
かろうじて生かされている者の、

”命の始末の付け方”

だと考えています。

ここで綴る病状が、
同じ病の誰かの役に立てば良いと思っています。

見知らぬあなたの”もしも”に
少しでもお役に立てればと綴っています。

ではまた。

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