「医療広告ガイドライン QUICK CHECK」
興味深い記事とツールです。
コロナ禍以前から、インターネット上に溢れる医療情報の品質については課題が多く示されている。2016年に取りざたされた、いわゆる「WELQ」問題を契機に医療情報の信頼性を担保する必要性が常に叫ばれているが、当メディアで幾度か指摘したような課題はいまも解消されておらず、コロナ禍が問題を改めて顕在化させている状況だ。そんななか、医療機関のWebサイトの表現が医療広告ガイドラインを遵守しているかどうか、URLを入力するだけで簡易チェックできるツールがリリースされた。本来の目的とは違うが、一般の方にも有用であると思われるので紹介したい。
MEDIAN TALKS 2021/02/16
「医療広告ガイドライン QUICK CHECK」
というサービスで、
掲載された表現が
医療広告ガイドラインを遵守しているか、
調べたい医療機関のサイトのURLを
入力すれば、
自動でサイトをチェックして
結果を教えてくれるもの。
怪しい医療機関の情報も
引っ付いてくる時があるので、
それが簡易的にでも判別できるなら
ありがたいです。
ただし、このチェックサイトは
医療機関とそのWEBサイトの制作者に
向けたサービスサイトだそうです。
このように書かれていました。
ただしこのサービスはあくまで医療機関とそのWebサイトの制作者に向けてのものであり、その表現がガイドラインを遵守しているかどうか、判断ができない場合も注意喚起するような設計になっているとのことだ。つまり本来のサービス対象者が、現在の表現について再検討や改修をするかどうかの気づきを与えることに重点を置いており、一般の方がそのまま受け取ると誤解を受ける恐れもあるので、留意する必要があるだろう。
MEDIAN TALKS 2021/02/16
カミングアウトすると起こること
がんを患ってからというもの、
いろんな治療法を薦められる
機会がちょくちょくあります。
薦める方は善意でそうしている
のですからしかたないのですが、
がんを患ったとカミングアウト
したら、
キノコを薦められたり
「がんは切るな熱で治せ」だとか、
命を預けるには疑わしい代替療法を
ススメられた経験あります。
失礼なのは承知していて、
身を守るためにはしかたないです。
WEBサイトはいかようにでも
キレイに格好よく魅せられます。
標準治療を終えて、
まだ何かできることはないか
調べていると見つけました。
例えば、樹状細胞ワクチンとか
ビタミンC注射とか
ファーストチョイスするには
とても危険な代替療法を推す
民間クリニックのWEBサイトが
巷にあふれています。
WEBの世界は玉石混交の情報が
飛び交う世界ですから、
騙されないようにしないとね。
ツールのリンクをはり付けておきます。
「医療広告ガイドライン QUICK CHECK」
早速サイトをみたんだけど、
メールアドレスを収集するようです。
嫌な人は使わないでね。
我々のような一般人に向けて
想定されたものではないですから、
利用する側にもリテラシーが必要です。
あくまで自己責任で使いましょう。
勿論、私は利用させてもらいます。
私の思い
がん治療に触れるときは、
リアルを包み隠さず伝えます。
明るい話も深刻な話も全て。
それが首の皮1ミリ残して
かろうじて生かされている者の、
”命の始末の付け方”
だと考えています。
ここで綴る病状が、
同じ病の誰かの役に立てば良いと思っています。
見知らぬあなたの”もしも”に
少しでもお役に立てればと綴っています。
ではまた。